●論点解説穀物、米産地気象環境には問題なし=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 4日の穀物相場は、週間輸出成約高を受けての持高調整が中心だった。一方、米穀倉
地帯の気象環境は引き続き安定している。平年よりも高めの気温、多めの降水量が確保
されている。この時期は降雪や降霜、豪雨、乾燥などが作付けリスクとして警戒される
が、一部地域の乾燥報告を除くと来週に向けて良好な作付け環境が想定されている。米
農務省(USDA)によると、4月2日時点でトウモロコシ生産地において干ばつが報
告されている地域は24%。前週の23%から若干上昇したが、前年同期の29%は下
回っている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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