プラチナ午前=プラチナは小反発、現物高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが小反発。プラチナはドル建て現物相場の
上昇と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の戻りを売られ
たことを受けて先限が小幅安となる場面も見られた。パラジウムの商いは成立しなかっ
た。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが9〜18円高、プラチナミニが
1.5〜33.5円高、プラチナスポットが5円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが6393枚、プラチナミニが666枚、
プラチナスポットが6970枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは利食い売りも金急伸が下支え】
 プラチナは米雇用統計発表後の金急伸を受けて下げ一服となった。3月の米雇用統計
が事前予想を上回ったが、米連邦準備理事会(FRB)の年内の利下げ見通しに変わり
はなく、ドル安が再開した。ただ米金融当局者の利下げを否定する発言もあり、プラチ
ナの戻りは限られた。今週は3月の米消費者物価指数(CPI)の発表がある。
 プラチナ先限は夜間取引で4507円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安
が支援要因になった。日中取引では4478円で押し目を買われた。円相場は1ドル=
151円台後半まで円安に振れた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の926.67ドルから、金軟調につれ
安となったが、919ドル台で下げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは924.00ドル、パラジウムが998.04ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが924.40ドル、パラジウムが
1009.35ドル。
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