●短期見通し穀物、天候リスクの浮上待ち=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、400セント水準で下げ一服となり、自律反発局面に移行してい
る。需給緩和評価に大きな変化は見られないが、ファンド売りが一服しショートカバー
(買い戻し)が下値を支えている。改めて売り込むニーズが乏しくなっている。ただ
し、450セントを上抜くであれば産地天候不順が要求される。現在の気象環境では作
付けリスクを織り込む必要性が乏しい。11日に米農務省(USDA)需給報告が発表
される。
 大豆は、穀物市場全体で持高調整の動きがみられ、大豆も修正高の局面に移行してい
る。ただし、1200セント台では農家の強力な売り圧力も確認されているため、膠着
感が強まり始めている。ブラジル産の出荷圧力との競合も続いている。ここから本格上
昇を試すのであれば産地天候リスクの高まりが求められる。しかし、現状では産地気象
環境は良好。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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