ゴム午前=総じて上昇、上海高を好感もやや伸び悩む

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて上昇。寄り付きでは、上海夜間高を映し、地合いを引き締
める限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが、やや伸び悩んでいること
から、上げ幅を縮小させ、期近2本はマイナスサイドに振れている。TSR20は出来
ず。

 午前11時41分現在のRSS3号は前営業日比3.7円安〜3.2円高。活発限月
の9月限は同3.2円高の328.7円、期先3月限は出来ず、推定出来高は7542
枚(前日夜間取引含む)。

【9月限は330円前後で伸び悩む】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海高を背景に、総じてしっかりとなってい
る。ただ、活発限月の9月限は、一時330.4円まで上昇したが、330円前後で
は、戻り売り浴びた。

 9月限は、前日の取引で一時335.9円まで上昇する場面があったが、すぐに戻り
売りを浴び、終値では325円台ま押し戻されている。330円超での売りをこなせな
いようなら、一旦、220円付近まで調整を強いられる可能性がある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は、買いがやや優勢となり、
0.1〜1.0セント高となっている。

 上海ゴムは上伸。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日
比115元高の1万4890元で推移している。

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