−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/05 1,174.75 1,180.75 1,163.00 1,164.75 - 9.75 2024/07 1,186.75 1,193.25 1,176.25 1,178.00 - 9.75 2024/08 1,186.25 1,191.50 1,175.25 1,177.00 - 9.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 296,901 260,095 832,041 (+ 3,859) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(4月16日−4月20日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み続落。終値の前営業日比は9.75〜5.50セント安。中心限月の5 月限は9.75セント安の1164.75セント。 11日の米農務省(USDA)月例需給報告を前に玉整理基調が強まったが、大豆の 作付面積拡大とこれを受けた需給緩和観測が弱材料となり、売り優勢で運ばれた。この 日は前日に続いてUSDAが大口成約を発表したが、ドル高の進行に相殺されたため、 市場の反応は限られた。 5月限は1174.75セントで取引を開始した後は1177セントを下値支持線と する高もみが続いたが、シカゴの時間帯を迎えると崩れた。1170セントを割り込ん だ後は1170セントを上値抵抗線として意識するジリ安となり、終盤には1163 セントの安値を記録。戻しては売られる頭重い足取りが続き、この日の安値圏で終了。 米農務省(USDA)は仕向け地不明で24/25年度積みの大豆25万4000ト ンの大口成約を発表した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、ミシシッピーバレー中部からエリー湖にかえての南東部に沿って 降雨が発生。中西部のその他の地域では穏やかななか降雨は発生していない。10日の 最高気温は15〜24℃。コーンベルト東部では4月7日時点の表土の土壌水分が過剰 となっている比率がオハイオ州では68%、インディアナ州では35%に達するなか、 広い範囲で農作業が滞っている。 今後もコーンベルト東部では雨が降り続く見通し。また、中西部ではこの数日は低温 が続くだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは概ね降雨の発生は無く農作業や冬小麦の生育が進行。また南東部の雨 も次第に止んでいる。 一方米南部産地ではテキサス州東部からミッシシッピ—デルタにかけての地域では雨 が降り続くなか、局地的に降雨が発生。雷雨や雹、強風が続いているが、低気圧の移動 に伴いメキシコ湾岸地域からルイジアナ州およびフロリダ州西部では10日までに 荒天が広がる可能性が高まっている。 4月15〜19日にかけてハイプレーンズ北部では平年以下まで気温が低下する見込 み。 大豆製品は、大豆粕は大豆に追随安となったが、大豆油は原油の堅調を手掛かりにし た買いが入り小幅高で終了。大豆油とのスプレッドに絡んだ売りが入ったと見られるこ ともあり、大豆粕の下げ幅が大きくなった。大豆粕5月限の終値は前日比4.70ドル 安330.90ドル。 今日の材料 ・米中西部一部では雷雨や雹が発生するもその他の地域では暖かな穏やかな天気に。 ・米コーンベルト一部では土壌水分が過剰な状態に。 ・米中西部では目先は雨がちな天気が見込まれる。 ・米プレーンズでは穏やかな天気のなか冬小麦の生育が進行。 ・米南部産地では荒天が広がる。 ・USDAは仕向け地不明で24/25年度積みの大豆25万4000トンの大口 成約を発表。 MINKABU PRESS
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