LME市況=全面高、英米両政府によるロシア産非鉄貴金属禁止を受け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,568.15  +   120.09     2,555.00  +  61.00
    アルミ合金      1,820.00        0.00     1,820.00      0.00
     銅         9,499.47  +   166.27     9,576.00  + 118.50
    ニッケル      17,671.34  +    43.73    17,846.00  +  49.00
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 アルミ3カ月物は続伸。英米両政府によるロシアへの制裁の一環として、ロシア産ア
ルミニウム、銅、ニッケルの新規取り扱いを禁止した影響から急伸した。2550ドル
で確りで取引を開始。直後に2728ドルの高値まで上伸した後に前週末の米株安や中
東情勢に対する懸念から軟化しながらもアジアの時間帯は2600ドルを下値支持線と
するもちあいとなった。欧州の時間帯には一段安となり2535ドルの安値を記録した
後は限られたレンジ内で高下にシフト。一時は2600ドルを上値抵抗線としたもちあ
いが続き2550ドル台で引けを迎えた。
 銅3カ月物は大幅続伸。英米両政府がウクライナ侵攻に対する制裁の一環としてロシ
ア産のアルミニウム、銅、ニッケルの新規取り扱い禁止を発表した影響から大幅高とな
った。9569ドルと前週末から大きく値を伸ばして寄り付いた後に9640.50ド
ルの高値に達した後は材料織り込みや中東情勢不安からすぐに軟化に転じて9415.
50ドルの安値に達した。しばらく9530ドルを上値抵抗線とするもちあいとなった
が、米国の時間帯には9530ドルを上抜いたことで地合いを再び引き締めて引けにか
けて再浮上し、上げ幅を3ケタまで拡大した。高値を離れたが、100ドル超の上げ幅
を維持して引けた。

 ニッケル3カ月物は大幅反発。他非鉄貴金属と同様に英米両政府によるロシア産ニッ
ケル、銅、アルミの新規取り扱い禁止を受けて買い優勢となった。1万8500ドルで
買い先行で寄り付いた後も上げ足を伸ばして1万9355ドルに達した。ただ、その後
は急落に転じて1万8500ドル前後まで軟化。その後、一段安となり、1万7650
ドルを付けた。その後、反騰となり、一時1万8000ドル台を回復したが、戻り売り
圧力は強く小幅高で引けた。
今日の材料
・15日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は反発、37.91ポイント高の3057.38ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTは中東情勢の緊迫化を背景に投資家がリスク回避の姿勢を
 強め、エネルギー株の売りが目立った。独DAXは工業株が上昇したのが相場を支え
 た。
・4月のニューヨーク連銀製造業景気指数
 結果 -14.3
 予想 -7.0 前回 -20.9(ニューヨーク連銀製造業景気指数)
・3月の米小売売上高
 結果 0.7%
 予想 0.4% 前回 0.9%(0.6%から修正)(前月比)
 結果 1.1%
 予想 0.6% 前回 0.6%(0.3%から修正)(自動車除くコア・前月比)
・ドルは上昇。ドル円は1ドル=154円台半ばまで上昇。ユーロドルは1ユーロ=1.0618
 ドルまで下落し、昨年11月3日以来の安値を更新。
・米国株は下落。ニューヨークダウは248.13ドル安。ナスダック指数は290.0ポイント
 安。
・ニューヨーク貴金属は金、銀が上昇。PGM系貴金属は下落。
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