海外市況サマリー(16日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2024/ 6 2,407.8  + 24.8    シカゴ大豆   2024/ 5  1,145.00  -13.25
NY銀   2024/ 5 2,837.6  - 34.1    シカゴコーン  2024/ 5    431.00  - 0.50
NYプラ  2024/ 7   975.2  -  5.8    NY原油   2024/ 5     85.36  - 0.05
NYパラ   2024/ 6 1,031.20 -12.70    ドル・円               154.63  + 0.39
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は154.60円台で推移
 NY為替市場はドル買いの動きは一服したが、ドル円は155円に向けての上値追い
が続いた。中東情勢は依然として混沌としているものの、米株式市場が反発して始ま
り、米国債利回りも上昇していることから、ドル円は下値堅く推移した。ただ、ドル円
はここ数日の急速な上昇で、過熱感を測るテクニカル指標であるRSIが買われ過ぎの
水準である70を上回るなど過熱気味の雰囲気も強まっている。
 いつ財務省が介入を実施してもおかしくはない状況ではあるが、明日かワシントンで
G20とG7の財務相・中央銀行総裁会議が開催されることもあり、様子を見ているの
かもしれない。歴史的な円安水準が続く中で、為替に関する協議も予想され、過度な変
動への対応を各国が容認すれば、介入実施の可能性もあるのかもしれない。
◎NY貴金属=金が続伸、地政学的リスクで押し目買い
 ニューヨーク金は続伸、銀は反落。
 金6月限は続伸。時間外取引では、イスラエルがイランに対する対抗措置を取る姿勢
を示したことを受けて堅調となった。欧州時間に入ると、利食い売りなどが出て上げ一
服となった。日中取引では、利食い売りに上値を抑えられたが、地政学的リスクなどを
受けて押し目を買われると、堅調となった。
 銀5月限は欧州時間に戻りを売られると、日中取引のドル高を受けて売り優勢となっ
た。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。
 プラチナ7月限は反落。時間外取引は、ドル高を受けて戻りを売られたが、地政学的
リスクによる金堅調が下支えになった。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引
では、金堅調につれ高となったが、ドル高を受けて売り優勢となった。
 パラジウム6月限は買い戻される場面も見られたが、ドル高を受けて戻りを売られ
た。
◎LME=アルミは小幅続伸、銅・ニッケルはドル高と修正安で大幅反落
 アルミ3カ月物は小幅続伸。米国債の利回り上昇を受けたドル高の動きが弱材料視さ
れて値を落とす場面も見られたが、引き続き英米両政府によるロシアへの制裁の一環と
したロシア産アルミニウム、銅、ニッケルの新規取り扱い禁止に対する警戒感が買い支
援要因となるなか買い優勢を維持した。2555ドルで取引を開始した直後に2569
ドルの高値まで浮上。銅に追随して値位置を切り下げる場面も見られ、一時2517ド
ルまで値を落とす場面も見られたが、終盤に切り返して2560ドル台を回復。この水
準では転売が見られたが、プラスサイドを維持して終えた。
 銅3カ月物は大幅反落。米国債利回りの上昇を受けたドル買いの動きや、前日までの
上昇の後の修正から売り優勢に転じた。寄り付きは前日の強気な流れを引き継いで買い
が先行し9590ドルで堅調に寄り付いた。その直後に9602.50ドルと22年6
月以来の水準まで値を伸ばしたが、その後は引けにかけ値位置を切り下げた。9500
ドル、9480ドルと節目で下げ渋る動きが見られたが、終盤に9412ドルの安値ま
で軟化。安値からの戻りは鈍く、3ケタの下げ幅を記録し前日の上げ幅を概ね相殺して
終えた。

◎NY原油=小幅続落、イスラエルの反撃待ちのなかで模様眺めに
 ニューヨーク原油の期近2限月は小幅続落。
 イスラエルに報復攻撃を実施したイランに対して、イスラエル軍が最終的な対応を決
定したと伝わったことが相場を支えたが、上値は限定的だった。反撃の内容について合
意は形成されているが、時期については未定のもよう。関係筋の話としてエルサレム・
ポストが伝えている。一方、イスラエルのチャンネル12はイスラエル戦時内閣がイラ
ン攻撃を決定したと報道しており、可能な限り早急に実行されるようだ。
 改質ガソリンは反発。ヒーティングオイルの期近2限月は小幅続落した。原油相場の
値動きが限定的だったことから、製品の足並みは揃わず。

◎シカゴ大豆・コーン=共に続落、ドル買いの動きを受け輸出不安が広がる
 大豆は期近から大幅続落。
 前日に米農務省(USDA)が発表した週間輸出検証高で米国の大豆輸出が低迷して
いる様子が示されるなかで米国債利回りを受けたドル買いの動きが広がったことが弱材
料となり売り優勢で運ばれた。また、今週は米産地で荒天が広がりながらも、土壌水分
の乾燥が懸念される地域で慈雨が見込まれていることも弱材料となった。
 コーンは小幅続落。
 米国債の利回り上昇によるドル買いの動きが重石となった。また、米産地での荒天が
警戒されながらも生育初期段階で穀物への影響が限られるほか、土壌水分が乾燥した地
域では慈雨になるとの見方も上値を抑制した。ただ、作付の進行が確認されるなかで天
候リスクが意識されたことから下げ幅は限られた。

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