−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2024/ 6 2,383.0 + 8.9 シカゴ大豆 2024/ 5 1,158.25 -15.75 NY銀 2024/ 5 2,871.7 + 38.7 シカゴコーン 2024/ 5 431.50 - 4.00 NYプラ 2024/ 7 981.0 - 20.7 NY原油 2024/ 5 85.41 - 0.25 NYパラ 2024/ 6 1,043.90 -15.60 ドル・円 154.22 + 0.99 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は154.20円台で推移 NY為替市場でドル円は更に上げ幅を拡大し、154円台半ばまで一時上昇した。こ の日発表の3月の米小売売上高が予想を上回ったことからドル買いが更に加速し、ドル 円は上値を伸ばしている。 米小売売上高は力強い米個人消費を示し、FRBの利下げ期待の後退を正当化する内 容となった。高額商品への支出は引き続き抑制されているものの、所得の伸びが消費活 動を支え続けている。エコノミストからは、今回の数字は第2四半期に向けた消費が当 初予想よりも堅調に推移する可能性を意味し、今年予想された消費の緩やかな減速がさ らに遅れる可能性を示唆しているとの指摘も聞かれた。 ここ数日、かなり急ピッチな動きが見られ、財務省の介入を正当化できる動きも見ら れている。155円を視野に入れているが、岸田首相が米国から帰国したこともあり、 いつ介入があってもおかしくはない状況ではある。ただ、今週はワシントンで開催され るG20に鈴木財務相が出席する。 ◎NY貴金属=金が続伸、NY連銀製造業景況指数の低下が支援 ニューヨーク金、銀は続伸。 金6月限は続伸。時間外取引では、イランが週末にイスラエルを攻撃したことを受け て買い優勢となったが、米国がイスラエルの対抗措置に参加しないとすると上げ一服と なった。日中取引では、予想以上の米小売売上高を受けて売り優勢となったが、ニュー ヨーク連銀製造業景況指数が予想以下となると押し目を買われた。時間外取引の高値を 突破すると、テクニカル要因の買いが入って上値を伸ばした。 銀5月限はニューヨーク連銀製造業景況指数の低下や金堅調を受けて買い優勢となっ た。 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。 プラチナ7月限は反落。時間外取引は、中東の緊張による金堅調が下支えになった が、米国がイスラエルの対抗措置に参加しないとし、金の戻りを売られると、軟調とな った。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。日中取引では、予想以上の 米小売売上高を受けて売り優勢となった。その後は、ニューヨーク連銀製造業景況指数 の低下を受けて下げ一服となった。 パラジウム6月限は予想以上の米小売売上高やドル高を受けて売り優勢となった。 ◎LME=全面高、英米両政府によるロシア産非鉄貴金属禁止を受け アルミ3カ月物は続伸。英米両政府によるロシアへの制裁の一環として、ロシア産ア ルミニウム、銅、ニッケルの新規取り扱いを禁止した影響から急伸した。2550ドル で確りで取引を開始。直後に2728ドルの高値まで上伸した後に前週末の米株安や中 東情勢に対する懸念から軟化しながらもアジアの時間帯は2600ドルを下値支持線と するもちあいとなった。欧州の時間帯には一段安となり2535ドルの安値を記録した 後は限られたレンジ内で高下にシフト。一時は2600ドルを上値抵抗線としたもちあ いが続き2550ドル台で引けを迎えた。 銅3カ月物は大幅続伸。英米両政府がウクライナ侵攻に対する制裁の一環としてロシ ア産のアルミニウム、銅、ニッケルの新規取り扱い禁止を発表した影響から大幅高とな った。9569ドルと前週末から大きく値を伸ばして寄り付いた後に9640.50ド ルの高値に達した後は材料織り込みや中東情勢不安からすぐに軟化に転じて9415. 50ドルの安値に達した。しばらく9530ドルを上値抵抗線とするもちあいとなった が、米国の時間帯には9530ドルを上抜いたことで地合いを再び引き締めて引けにか けて再浮上し、上げ幅を3ケタまで拡大した。高値を離れたが、100ドル超の上げ幅 を維持して引けた。 ◎NY原油=小反落、イランのイスラエルに対する報復攻撃は限定的 ニューヨーク原油の期近は小反落。 イスラエルに対してイランが報復攻撃を実施したことが中東情勢の緊迫感を高めたも のの、イランの報復は限定的で、イランが混乱のさらなる拡大を望んでいないと表明し ているなかで上値は重かった。ただ、主要国が自制を求めるなかで、イスラエルのネタ ニヤフ政権はイランに対する反撃を検討しており、両国の武力衝突が始まるリスクが意 識され、下値は広がらなかった。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油安に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=ともに反落、中東情勢不安の織り込みやドル高で 大豆は期近から大幅反落。 イランによるイスラエル攻撃が懸念されていたよりも激化していないことを受けて、 穀物供給への警戒感が後退し売り優勢に転じた。また、3月の米小売売上高が予想を上 回りドル買いの動きが膨らんだことで、低迷した状態にある米国の大豆輸出を更に圧迫 するとの懸念が広がったことも弱材料となった。この日の下落で前週末の上げ幅を相 殺。 コーンも反落。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を下回りながらも100万トン台 を維持する強気な内容ながら、3月米小売売上高の強気な内容を受けたドル買いの動き や米利下げ着手時期のずれ込み観測が弱材料となった。また、イランによるイスラエル 撃に対する警戒感の後退を受けたエネルギー市場の軟調な足取りも弱材料視された。た だ、米産地ではすでにコーンの作付が開始され、産地の天候リスクが意識されたことか ら下げ幅は限られた。 MINKABU PRESS
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