日中取引開始後、原油の2024年9月限は堅調。夜間取引の高値を上回り、8万 1700円まで上げた。 上値を伸ばしてきた主要国の株式市場に弱気ムードが強まっている。昨日発表された 米小売売上高は堅調で、米国の利下げ開始時期がさらに不透明となったことが重しであ る。米金融当局者は年内利下げの可能性を繰り返し言及しているものの、米インフレ率 が再び加速するリスクもあり、米金融緩和開始に期待する雰囲気ではなくなった。イラ ンとイスラエルの武力衝突が本格化すれば、インフレ高進は避けられず、米利下げ観測 が消失し、米利上げ懸念が台頭するリスクもある。 中東事変が拡大せず、世界的な株安の動きが強まった場合、原油相場には逆風とな る。株高を背景とした資産効果が消失し、石油需要の拡大見通しが曇る。株価の動向に は目を向けておきたい。 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.46ドル高の85.87ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは85.62〜85.99ドル。 原油9月限の予想レンジは8万1100円から8万2100円、ガソリン先限は8万 2500円から8万3500円、灯油先限は8万2500円から8万3500円。 MINKABU PRESS
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