プラチナ午前=プラチナは続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円安や金堅調を受けて一部限月がプラスサイドに転
じたが、ドル高に振れると、戻りを売られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが21〜4円安、プラチナミニが
59.0円安〜4.0円高、プラチナスポットが38円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが7683枚、プラチナミニが798枚、
プラチナスポットが3599枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高が圧迫】
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。3月の米小売売上高は前月比0.7%増とな
り、市場予想の0.3%増を上回った。米連邦準備理事会(FRB)の7月の利下げ確
率が低下し、ドル高に振れた。ただ金が堅調に推移したことは下支え要因であり、売り
一巡後は買い戻された。
 プラチナ先限は夜間取引で4771円まで下落した。ドル高が圧迫要因になった。円
相場は1ドル=154円台前半の円安に振れた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の974.73ドルから、975ドル台
に上昇したが、ドル高を受けて戻りを売られた。
 午前11時現在、プラチナは968.10ドル、パラジウムが1026.81ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが976.46ドル、パラジウムが
1050.22ドル。
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