−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/05 1,157.25 1,163.00 1,143.25 1,145.00 -13.25 2024/07 1,171.50 1,177.25 1,158.00 1,160.00 -12.00 2024/08 1,169.00 1,176.50 1,158.75 1,160.75 -10.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 304,879 245,046 859,871 (+ 909) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(4月21日−4月25日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅続落。終値の前営業日比は13.25〜6.25セント安。中心 限月の5月限は13.25セント安の1145.00セント。 前日に米農務省(USDA)が発表した週間輸出検証高で米国の大豆輸出が低迷して いる様子が示されるなかで米国債利回りを受けたドル買いの動きが広がったことが弱材 料となり売り優勢で運ばれた。また、今週は米産地で荒天が広がりながらも、土壌水分 の乾燥が懸念される地域で慈雨が見込まれていることも弱材料となった。 5月限は1157.25セントで取引を開始した後、アジアの時間帯前半に1163 セントまで浮上する動きが見られた。その後、軟化しながらも欧州の時間帯を終えるま では1155セントを下値支持線とする底堅い足取りとなったがシカゴの時間帯を迎え ると崩れ、一時は1143.25セントの安値まで軟化。修正から買い戻されても戻り は限られ、1140セント台半ばで低迷したまま取引を終えた。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、ミシシッピー河の西部で局地的に激しい雷雨が発生。一時的に農 業には遅れが発生しているが、一部の乾燥している地域でも慈雨が発生している。今週 の降雨の前となる4月14日時点で表土の土壌水分が不足〜やや不足となっていた比率 はアイオワ州が52%、ネブラスカ州が50%に達していたが、一方のオハイオ州では 過剰となっている比率が69%に達していた。 今後数日も強風などの荒天が続き、今週半ばには低気圧は五大湖周辺北部に移動する ものの、中西部では降雨および強風が続く見込み。6〜10日間予報に関しては、4月 21〜25日にかけて中西部南部の気温は平年以下〜平年並にとどまる見込み。また雨 量は多くの地域で平年以下〜平年並になるもよう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではネブラスカ州に低気圧が広がり、荒天となっているためほとんどの農 作業が中断されている。激しい雨はプレーンズ北部中心で発生する一方、東部〜中部に かけては雷雨が発生。また南部を含む広い範囲で強風となっている。ただ、これらの地 域の降雨は夏穀物の生育にとっては慈雨となっている。一方の南部では暖かな天候が穀 物の速いペースでの生育を促している。 現在プレーンズ中部を通過中の強い勢力の低気圧は東に向かって移動しているが、そ の影響で広い範囲で荒天が広がっており、16日も引き続き強風となる見込み。週半ば には低気圧の勢力は弱まり北東部に向かって移動していくだろう。ただ、プレーンズ中 部および南部では週後半も散発的な降雨が続くもよう。 大豆製品は、共に大豆の軟調な足取りに追随。大豆粕は前日の下落の後で買い戻され る動きも見られたが、戻り売りを浴びて値を沈めた。前日からの下落により大幅高とな った前週の上げ幅を完全に相殺した。大豆粕期近5月限は前日比3.20ドル安の 335.30ドルで終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは、ミシシッピー河の西部で局地的に激しい雷雨が発生。 ・コーンベルトでの降雨は乾燥が進んだ地域では慈雨に。 ・コーンベルトでは今後数日は強風などの荒天が続く見通し。 ・プレーンズでは北部を中心に激しい雨、東部〜中部にかけては雷雨が発生。また 南部を含む広い範囲で強風が発生するなど荒天に。 MINKABU PRESS
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