プラチナ午前=プラチナは続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが73〜49円安、プラチナミニが
60.0円安〜変わらず、プラチナスポットが10円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが8236枚、プラチナミニが637枚、
プラチナスポットが4192枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高が圧迫】
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。金堅調が下支えとなる場面も見られたが、ド
ル高を受けて戻りを売られた、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利下げ先送
りを示唆した。CMEのフェドウォッチで、米FRBの利下げは年内1回に留まる可能
性が高まった。
 プラチナ先限は4736円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=154円台後半の円安に振れた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の958.59ドルから、手じまい売り
などが出て948ドル台まで下落した。
 午前11時現在、プラチナは956.59ドル、パラジウムが1020.66ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが962.50ドル、パラジウムが
1030.21ドル。
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