[本日の見通し]ゴム=やや売り優勢の展開か、上海ゴムに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、やや売り優勢の展開となりそうだ。寄り付きでは、上海夜
間安となったものの、様子見気分が強く、薄商い中、夜間取引と同値圏で推移した。
 今日のJPXゴムRSS3号は、やや売りが優勢で推移するとみる。活発限月の9月
限は、先週から、上値が315円前後で抑えれている。一方、下値は307円台で支持
されている。ただ、現状、積極的に買い進む材料が見当たらない。日中取引の上海ゴム
が下落するようなら、3月8日からの急伸場面の起点となった300円付近まで下落す
る可能性があるとみる。

 一方、上海ゴムは、中心限月の9月限が4月9日、10日と2営業日連続で1万52
00元手前で切り返されると、売りが優勢となっている。ポイントは、終値ベースで節
目の1万4500元下抜くかとなりそうだ。終値ベースで同水準を維持できれば、目
先、戻り場面となる。だが、終値ベースで1万4500元を割り込むと、売りが先行
し、3月28日の安値1万4315元や節目n1万4000元を目指した下落局面とな
りそうだ。

 午前9時42分時点の円相場は1ドル=154.63円付近で推移している。

 午前9時42分時点のゴムRSS3号活発限月の9月限は同1.1円安の309.7
円。今日の日中、予想される9月限のレンジは307.0〜315.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号9月限の予想レンジは300.0〜330.0円。
テクニカルからの下値支持線は305.0円(節目)、上値抵抗線は315.0円(節
目)。

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