−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 7) 913.3 927.2 905.5 920.5 + 4.7 (24/10) 923.0 938.6 918.2 933.2 + 4.8 パラジウム (24/ 6) 1005.00 1017.00 978.50 982.00 - 26.30 (24/ 9) 1017.50 1017.50 988.50 991.40 - 26.00 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 31,158 30,941 84,784 (+ 1,088) パラジウム 5,102 3,462 21,030 (+ 142) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 38,085.80 - 375.12 前日 155.33/35 1.0699/01 ・ナスダック 15,611.76 - 100.99 本日 155.64/66 1.0729/31 ・10年米国債利回り 4.70 + 0.05 ・NY原油 (24/ 6) 83.57 + 0.76 ・SPDR保有金残高 833.63 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。前日比は、プラ チナが3.7〜4.9ドル高、中心限月の7月限が4.7ドル高、パラジウムが 26.30〜26.00ドル安、中心限月の6月限は26.30ドル安。 プラチナ7月限は反発。時間外取引は、ドル安となったが、米連邦準備理事会(FR B)の利下げ先送りの見方を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻され て下げ一服となった。日中取引は、米国内総生産(GDP)でインフレ加速が示された ことが圧迫要因になった。その後は、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。 パラジウム6月限は米国内総生産(GDP)でインフレ加速が示されたことを受けて 売り優勢となった。 プラチナ7月限は時間外取引を909.1〜918.9ドルのレンジで推移し、前日 比2.7ドル安の913.1ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、ドル安となった が、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ先送りの見方を受けて売り優勢となった。欧 州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。 日中取引では、米国内総生産(GDP)でインフレ加速が示されたことが圧迫要因に なり、905.5ドルまで下落した。その後は、ドル安や金堅調を受けて押し目を買わ れた。時間外取引の高値を突破すると、テクニカル要因の買いが入って927.2ドル まで上昇した。 第1四半期の米国内総生産(GDP)速報値は前期比1.6%増と前四半期の3.4 %増から大幅に鈍化し、ほぼ2ぶりの低水準となった。コア個人消費支出(PCE)指 数は3.7%上昇し、前四半期の2.0%上昇から伸びが加速した。ただ米国債の利回 り上昇が一服すると、ドル安に転じた。 パラジウム6月限は、時間外取引を995.50〜1017.00ドルのレンジで推 移し、前日比2.70ドル高の1011.00ドルとなった。6月限は安寄りしたの ち、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ先送りの見方を受けて売り優勢となった。欧 州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。 日中取引は、米国内総生産(GDP)でインフレ加速が示されたことが圧迫要因にな り、978.5ドルまで下落した。その後は、ドル安や他の貴金属の堅調が下支えにな った。 24日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比853オンス増の20万 1810オンス、パラジウムは同104オンス増の5万1464オンス。 今日の材料 ・米英欧など18カ国は、共同声明を発表し、イスラム組織ハマスに対しパレスチナ地 区ガザで拘束している人質を解放するよう訴えた。米高官が発表した。これに対し、ハ マスは国際社会の圧力に屈しないと明言した。 ・フランスのマクロン大統領は、欧州中央銀行(ECB)の責務について、「インフレ のみを目標とする金融政策はもはやあり得ない」という認識を示した。 ・フランスのマクロン大統領は演説で「私たちの欧州が滅亡するリスクがある。私たち はそうしたリスクに立ち向かう準備ができていない」と警鐘を鳴らした。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのパネッタ・イタリア中銀総裁は、ユーロ圏 の長期的な経済停滞のリスクを食い止めるため、適時かつ小幅な利下げが必要と述べ た。 ・第1四半期の米国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比1.6%増だった。 伸びは前四半期の3.4%増から大幅に鈍化し、ほぼ2ぶりの低水準となった。コア個 人消費支出(PCE)指数は3.7%上昇し、前四半期の2.0%上昇から伸びが加速 した。 ・米新規失業保険申請件数は前週比5000件減の20万7000件となった。市場予 想は21万5000件だった。予想外に減少し、労働市場が引き続きかなり逼迫してい ることを示唆した。 ・3月の米中古住宅販売成約指数は前月比3.4%上昇した。借り入れコストの高止ま りと供給不足にもかかわらず、1年ぶりの高水準となった。 MINKABU PRESS
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