プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが32〜87円高、プラチナミニが
49.0〜78.5円高、プラチナスポットが115円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8240枚、プラチナミニが628枚、
プラチナスポットが3385枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米国内総生産(GDP)でインフレ
加速が示され、米国債の利回りが上昇したが、成長が大幅に鈍化したことで利回り上昇
が一服すると、ドル安に振れた。また上海プラチナの出来高が急増し、中国勢の買い意
欲が強いことも下支え要因である。今夜は3月の米個人消費支出(PCE)デフレータ
の発表がある。
 プラチナ先限は4617円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=155円台後半で推移した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の918.28ドルから、買い戻されて
堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは920.17ドル、パラジウムが985.60ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが904.22ドル、パラジウムが995.61
ドル。
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