−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/05 1,155.75 1,200.00 1,155.75 1,190.00 +34.25 2024/07 1,170.25 1,201.75 1,170.25 1,199.00 +28.75 2024/08 1,170.25 1,201.50 1,170.25 1,199.50 +27.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 未入電 139,791 730,562 (+ 7,711) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(4月25日までの週) 大 豆:42万1000トン(事前予想レンジ:40万〜90万トン) 大豆粕:13万4400トン(事前予想レンジ:10万〜40万トン) 大豆油: 7200トン(事前予想レンジ:5000〜8000トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(5月8日−5月12日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並み〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は大幅続伸。終値の前営業日比は14.25〜34.25セント高。中心限月の 7月限は28.75セント高の1199.00セント。 米産地で荒天が広がり作付ペースの鈍化が懸念されることや、メーデーの月を迎えて アルゼンチンでのストに対する警戒感が強まったことが買い支援要因となった。これま での下落の後の反動で買いの手が広がったことが売り方の踏み上げを誘発したと見られ る。 7月限は1170.25セントで取引を開始したが、これがこの日の安値だった。そ の後すぐに値位置を切り上げた後は欧州の時間帯を終えるまで1175〜1182セン トの価格帯を中心に高下。シカゴの時間帯を迎えると地合いを引き締めて上値を探る足 取りとなり一時は1201.75セントと4月8日の水準まで急伸。高値では転売が見 られながらも2ケタの上げ幅を維持して取引を終えた。 米農務省(USDA)が発表した4月25日までの大豆週間純輸出成約高は前週の 33万1000トンから42万1000トンに増加した。今年度の累計純輸出成約高は 4190万7600トンで前年度同期の5070万3500トンを約17%下回ってい る。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではミシシッピバレー西部で降雨が発生し農作業のペースは鈍化してい るが、乾燥状態は改善している。一方、コーンベルト東部では気温が上昇し降雨の発生 がない中で作付けが進行。 来週にかけて天候の変化しやすい状況が続くだろう。2日現在はミシシッピバレーに 寒冷前線が接近しているが、今後、この寒冷前線は勢力を弱めながら東に移動していく 見込み。この寒冷前線に続いて次の寒冷前線が到来し最終的には先に到来した寒冷前線 に吸収されるだろう。来週上旬にはプレーンズ北部で荒天となるもよう。プレーンズ東 部では今後5日間でまとまった雨量を伴う降雨が発生する見通しだが、プレーンズ南部 からミシシッピバレーにかけての地域でも平年を上回る雨量が見込まれる。また、6日 間予報に関しては5月7〜11日には五大湖周辺北部で気温が平年並〜平年を上回る見 込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) プレーンズではテキサス州からネブラスカ州南部にかけての地域で雷雨や局地的な雹 が発生。カンザス州およびテキサス州の一部では少なくとも直径2.5cmの雹が報告 さレている。プレーンズ東部では2日朝方から降雨が発生。また、モンタナ州では気温 が低下しており湿り気のある降雪も見られている。 南部ではミシシッピーリバー西部で散発的な降雨が発生。テキサス州東部では鉄砲水 も発生している。一方南東部では暖かな中降雨の発生は無く、冬小麦の成熟や夏穀物の 発芽などが促されている。 大豆製品は、大豆粕がアルゼンチンからの供給不安が高まるなか大幅高となったが、 大豆油は大豆粕に絡んだストラドル商いから売り優勢で運ばれた。大豆粕の期近7月限 は前日比15.90ドル高の364.90ドル。 今日の材料 ・コーンベルトではミシシッピバレー西部で降雨が発生し農作業のペースは鈍化するも 土壌水分は改善。 ・コーンベルト東部では気温が上昇し降雨の発生がない中で作付けが進行。 ・来週上旬にはプレーンズ北部で荒天となるもよう。 ・4月25日までの大豆週間純輸出成約高は前週の33万1000トンから42万 1000トンに増加。 MINKABU PRESS
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