−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 7) 964.3 980.3 957.5 965.3 + 2.7 (24/10) 975.2 990.6 969.0 976.8 + 2.7 パラジウム (24/ 6) 938.00 960.00 929.00 948.40 + 9.30 (24/ 9) 947.00 965.50 939.50 956.80 + 8.80 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 29,381 27,217 80,277 (- 53) パラジウム 5,959 5,750 24,682 (+ 608) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 38,675.68 + 450.02 前日 153.68/70 1.0726/28 ・ナスダック 16,156.33 + 315.37 本日 152.88/90 1.0763/65 ・10年米国債利回り 4.50 - 0.08 ・NY原油 (24/ 6) 78.11 - 0.84 ・SPDR保有金残高 829.60 - 1.44 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反発。前日比は、プラ チナが2.6〜2.9ドル高、中心限月の7月限が2.7ドル高、パラジウムが 8.80〜10.30ドル高、中心限月の6月限は9.30ドル高。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、ドル安を受けて堅調となった。日中取引で は、米雇用統計で雇用の伸びが予想以上に鈍化したことが支援要因になったが、ドル安 が一服すると、上げ一服となった。 パラジウム6月限は予想以下の米雇用統計や買い戻しが入ったことを受けて買い優勢 となった。 プラチナ7月限は時間外取引を962.5〜980.3ドルのレンジで推移し、前日 比10.3ドル高の972.9ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、ドル安を受け て堅調となった。欧州時間に入ると、買い戻されて上値を伸ばした。 日中取引では、米雇用統計で雇用の伸びが予想以上に鈍化したことを受けて押し目を 買われ、979.6ドルまで上昇した。その後は、ドル安一服を受けて戻りを売られる と、時間外取引の安値を割り込み、957.5ドルまで下落した。 4月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比17万5000人増で3月 から予想以上に伸びが鈍化した。予想は24万3000人増。ただ米国債の利回り低下 が一服したことからドル安が一服し、戻りを売られた。 パラジウム6月限は、時間外取引を929.00〜944.00ドルのレンジで推 移し、前日比3.10ドル安の936.00ドルとなった。6月限は安寄りしたのち、 ドル安が下支えになったが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて戻 りを売られた。 日中取引は、米雇用統計で雇用の伸びが予想以上に鈍化したことを受けて買い優勢と なり、960.00ドルまで上昇した。その後は、ドル安一服を受けて戻りを売られ、 930.50ドルまで下落したが、時間外取引の安値を維持したことから、買い戻され て下げ一服となった。 2日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの20万0799オ ンス、パラジウムは同変わらずの5万1464オンス。 今日の材料 ・イラクの親イラン勢力を統括する「イラクのイスラム抵抗運動」が、イラク領内から 複数の巡航ミサイルでイスラエルの標的を攻撃した。 ・米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は、FRBが政策金利を現行水準に据え 置いてもインフレは引き続き低下するはずだとの見解を示した。 ・4月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比17万5000人増で3月 から予想以上に伸びが鈍化した。予想は24万3000人増。3月は30万3000人 増から31万5000人増に上方改定された。失業率は3.8%から3.9%にわずか に上昇。 ・4月の米ISM非製造業総合指数は49.4と2022年12月以来、1年4カ月ぶ りの低水準だった。市場予想は52.0だった。3月は51.4だった。 ・米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、4月の米雇用統計は引き続き「堅調」な内 容となったものの、米連邦準備理事会(FRB)当局者が景気は過熱していないという 確信を強める程度まで鈍化した可能性があるという見解を示した。 ・ノルウェー中央銀行は、予想通り主要政策金利を4.50%に据え置いた。インフレ 抑制のための引き締めスタンスを想定より若干長く維持しなければならない可能性があ ると指摘した。 ・欧州連合(EU)欧州委員会は、中国製電気自動車(EV)の補助金調査で、中国の メーカー3社に対し十分な情報を提供していないと警告した。 MINKABU PRESS
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