前週は中東地政学リスクの緩和期待から調整売り優勢の展開になった。イスラエルと ハマスの休戦協議が行われているが、合意に近づいているとの楽観的な見方が織り込ま れている。地政学リスクのプレミアム剥落が進み、80ドルの節目を完全に割り込ん だ。週内に合意に達することはできなかったが、買いポジション保有のリスクが警戒さ れた。また、米原油在庫が急増したこともネガティブ。石油輸出国機構(OPEC)プ ラスの減産延長を巡る議論もあるが、下値模索の展開になった。 今週も中東情勢次第の展開になるが、イスラエルとハマスの休戦合意が実現すると75 ドル割れの可能性もある。依然としファンドの買いポジションの規模は大きく、持高調 整のみで大きく下げる可能性がある。ただし、仮に休戦協議が決裂した場合には80ドル 台を回復しよう。中東情勢の新店状況を見ながらの展開になるが、短期下振れリスクが 高めの環境になろう。 予想レンジは75.00〜80.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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