シカゴ穀物引け速報=続伸、大豆はアルゼンチンのスト懸念などで高騰

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2024/05       1234.75       +33.00
                      2024/07       1248.75       +33.75
 コーン          2024/05        457.00       +10.00
                      2024/07        469.00       + 8.75
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 大豆は大幅続伸。アルゼンチン運送業者のスト懸念やブラジル産地の天候リスクから
買い優勢。コーンも総じて続伸。大豆と小麦高や好調な輸出が強気材料視された。
 大豆は大幅続伸。終値の前営業日比は15.75〜33.75セント高。中心限月の
7月限は33.75セント高の1248.75セント。
 アルゼンチンで5月6日に運送業者によるストライキが予定されるなか、穀物輸送に
与える影響が警戒され2ケタ高となった大豆粕の動きが買いを誘発した。また、前週末
に続いて米雇用統計を受けたドルの頭重い足取りや米株高、引き続きブラジル産地南部
での洪水による収穫放棄懸念も買いを支援した。4月下旬にかけて1160セント台ま
で値を落としていた後で反発に転じたことで売り方の踏み上げと見られる買い戻しもあ
り、値を伸ばしたもよう。
 コーンは総じて続伸。終値の前営業日比は出来高の少ない先限が1.25セント安だ
が、それ以外は2.25セント〜10.00セント高。中心限月の7月限は8.75セ
ント高の469.00セント。

 米小麦産地で竜巻や洪水発生の可能性など天候リスクが高まり小麦が急伸したこと
や、大豆の大幅高、またアルゼンチンの運送業者によるストによる同国からの供給不安
が買い支援要因になった。また、米農務省(USDA)発表で好調な輸出が続いている
ことも強気材料視された。
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