−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/05 1,197.00 1,236.50 1,197.00 1,234.75 +33.00 2024/07 1,214.75 1,251.25 1,207.00 1,248.75 +33.75 2024/08 1,214.00 1,248.25 1,207.75 1,246.00 +30.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 427,550 299,731 751,614 (+ 2,629) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(5月2日までの週) 大 豆:34万8654トン(前週改定値:27万6092トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(5月5日までの週) 大豆:作付け:25%(前週18%、前年30%、平年21%) 発 芽: 9%(前週 —、 前年 7%、平年 4%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(5月12日−5月16日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並。雨量は平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は大幅続伸。終値の前営業日比は15.75〜33.75セント高。中心限月の 7月限は33.75セント高の1248.75セント。 アルゼンチンで5月6日に運送業者によるストライキが予定されるなか、穀物輸送に 与える影響が警戒され2ケタ高となった大豆粕の動きが買いを誘発した。また、前週末 に続いて米雇用統計を受けたドルの頭重い足取りや米株高、引き続きブラジル産地南部 での洪水による収穫放棄懸念も買いを支援した。4月下旬にかけて1160セント台ま で値を落としていた後で反発に転じたことで売り方の踏み上げと見られる買い戻しもあ り、値を伸ばしたもよう。 7月限は1214.75セントで取引を開始した後はジリ安となりアジアと欧州の時 間帯のほとんどを1214セント以下で推移し、この中で1207セントの安値も記録 した。ただ、シカゴの時間帯を迎えると急騰に転じて1230セント台に到達。その後 も引けにかけて値を伸ばし1251.25セントと今年1月25日以来の水準まで上 昇。高値では転売が見られながらも大きな値崩れはなく、30セントを超える上げ幅を 維持して引けを迎えた。 米農務省(USDA)発表の5月2日までの大豆週間輸出検証高は34万8654 トンで前週の27万6092トンを上回った。累計輸出量は3912万2085トンで 前年同時期の4785万5242トンをおよそ18%下回った。 USDAによると5月5日時点の大豆作付進捗率は25%で前年の30%は下回った が、平年の21%を上回った。一方の発芽率は9%で前年の7%、平年の4%を共に上 回った。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、南部では降雨により農作業ペースが鈍化しているが、それ以外の 地域では穏やかな天気が広がり作付が進行。6日の最高気温は21〜26℃前後に達し ている。 6日午後にはプレーンズ中部および南部で荒天となり、オクラホマ州の一部地域やカ ンザス州南部を中心に竜巻や直径25〜50ミリのあられや雹が発生するだろう。ま た、プレーンズ北部からミシシッピーバレー中部にかけての地域では激しい雷雨が見込 まれる。この荒天は次第に勢力を弱めながら東部に移動し週半ばにはオハイオバレー周 辺に達するだろう。6日間予報に関しては5月11〜15日は中西部南部などの気温は 平年を下回る見込み。また、ほぼ全国的に雨量は平年以下〜平年並となる見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り プレーンズではロッキー山脈で発生した低気圧の影響で荒天となり、ハイプレーンズ 北部では散発的な降雨と風が発生。一方、プレーンズ中部および南部では穏やかな天気 が広がっているが6日午後からは荒天が広がるもよう。ハイプレーンズ南部では乾燥と 風が続くなか自然火災発生のリスクが高まっている。 米国南部ではテキサス州東部では前週の大洪水の後で引き続き洪水が発生。テキサス 州のトリニティリバーの水位は引き続き上昇しており、ハリケーンハービーの影響を受 けて2017年9月1日に記録した過去最高の推移にあと30cmに迫っている。テネ シーバレー及びその周辺地域では散発的な降雨または雷雨が発生し、農作業が中断され ている。 大豆製品は、大豆粕はアルゼンチンでの運送業者によるストが5月6日に予定される なか、供給不安が高まり急騰した。大豆粕7月限は前日比15.40ドル高の387. 60ドルで終了。大豆油は大豆および大豆粕の堅調に追随高となったが上げ幅は限られ た。 今日の材料 ・コーンベルトでは南部では降雨により農作業ペースが鈍化。 ・コーンベルト南部以外では穏やかな天候の下、農作業が順調に進行。 ・6日午後にはプレーンズ中部および南部で荒天。オクラホマ州の一部地域やカンザス 州南部を中心に竜巻や直径25〜50ミリのあられや雹が発生。 ・6日午後にプレーンズ北部からミシシッピーバレー中部にかけての地域では激しい 雷雨が発生。 ・5月2日までの大豆週間輸出検証高は34万8654トンで前週の27万6092 トンを上回る。 ・5月5日時点の大豆作付進捗率は25%で前年の30%は下回ったが、平年の 21%を上回る。 ・5月5日時点の大豆発芽率は9%で前年の7%、平年の4%を上回る。 MINKABU PRESS
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