【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナは円高を受けて売り優勢 で始まった。その後は、円高一服が下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかっ た。 午前11時6分現在の前営業日比は、プラチナが50〜13円安、プラチナミニが 75.5〜17.0円安、プラチナスポットが9円安、パラジウムが出来ず。 午前11時6分現在の出来高は、プラチナが1万7627枚、プラチナミニが 1320枚、プラチナスポットが7991枚、パラジウムが0枚。 【プラチナは買い戻し一巡後の戻りを売られる】 プラチナは買い戻し一巡後の戻りを売られた。予想以下の米雇用統計を受けてドル安 が再開したが、プラチナは買い戻しが一巡し、戻りを売られた。一方、4月の中国の財 新サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は52.5で前月の52.7から低下し た。コスト圧力が背景にあるが、新規受注の伸びが加速し、景況感も改善した。中国経 済の行方も確認したい。 プラチナ先限は夜間取引で4675円まで下落したのち、下げ一服となった。円相場 は1ドル=151円台後半で円高が一服し、154円前後で推移した。日中取引では、 4771円まで戻した。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の957.64ドルから、962ド ル台まで上昇したのち、ドル安一服を受けて上げ一服となった。 午前11時現在、プラチナは959.93ドル、パラジウムが981.92ドルで推 移。前営業日の大引け時点はプラチナが960.41ドル、パラジウムが952.71 ドル。 MINKABU PRESS
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