プラチナ午前=プラチナは反発、NY高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高と円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安が支援要因になったが、ドル建て現物相
場の反落に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが73〜94円高、プラチナミニが
68.5〜96.0円高、プラチナスポットが112円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが1万1631枚、プラチナミニが991
枚、プラチナスポットが6583枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナは買い戻し主導で上昇し、4月15日以来の高値981.52ドルを付け
た。ただ米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁がタカ派の見方を示し、ドル安が一
服したことが上値を抑える要因である。1000ドルのレンジ上限を突破するのは難し
く、買い戻し一巡後は戻りを売られることになりそうだ。
 プラチナ先限は4870円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=155円台前半の円安に振れた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、反落。朝方の978.42ドルから、980ドル台
まで上昇したのち、ドル安一服を受けて反落した。
 午前11時現在、プラチナは973.90ドル、パラジウムが972.00ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが960.10ドル、パラジウムが978.02
ドル。
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