−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/05 1,233.50 1,233.50 1,211.25 1,212.75 -19.50 2024/07 1,244.00 1,248.00 1,225.50 1,227.75 -18.75 2024/08 1,243.00 1,245.25 1,225.75 1,227.50 -18.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 232,818 334,564 743,039 (- 3,707) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(5月14日−5月18日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅下落。終値の前営業日比は19.50セント〜9.50セント 安。中心限月の7月限は18.75セント安の1227.75セント。 10日に米農務省(USDA)月例需給報告を前にして玉整理基調が強まり売り優勢 となった。24/25年度の増産予測に加え、これまで大きく上昇した後の修正が入っ たことで下げ幅は大きくなった。また、米産地での天候回復観測も弱材料となった。 7月限は1244セントで取引を開始した後、アジアの時間帯は1240セント台前 半でもちあい、欧州の時間帯に地合いを引き締めて1248セントの高値を付けた。 高値を離れた後も1241セントが下値支持線として意識されたが米国の時間帯には 軟化。地合いを引き締め直す場面も見られたが戻り待ちの売りに売り崩されて引け間際 には1225.50セントの安値を付け、安値で低迷したまま取引を終了。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではオハイオバレーで暖かな天気が広がっている。8日午後には南部 で強い雷雨が発生する一方、その他の地域では低めの気温のなか降雨は発生しない見込 み。インディアナ州、オハイオ州およびミシガン州南部では一部で雷雨と竜巻が発生。 今後数日はロッキー山脈から大西洋沿岸部にかけての広い範囲で散発的な降雨が発 生。8日から10日にかけて南部の一部地域では25〜75ミリの雨量を伴う降雨が局 地的に発生するだろう。週末までには降雨はオハイオバレー及び北東部にとどまる見通 し。6日間予報に関しては5月13〜17日にかけて全国的に気温は平年並〜平年を上 回るだろう。また雨量は太平洋沿岸地域などの一部を除き、概ね平年並〜平年を上回る 見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは北西部で低めの気温が広がりモンタナ州の一部では8日の最高気温は 10℃以下にとどまっている。また、降雨により農作業が中断しているが、この雨は冬 小麦や発芽中の夏穀物にとっては慈雨となっている。なお、ハイプレーンズ中部の一部 では朝方に降霜が発生。 南部ではミシシッピーデルタ北部およびテネシーバレーで雷雨が発生。8日午後には 南央部および周辺地域の雨は激しさを増し、雹、竜巻の発生が見込まれる。ただ南部の 多くの地域では暖かななか降雨の発生は無く農作業が進行する見通しとなっている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の大幅安に追随。大豆粕は大幅高後の修正が 続き下げ幅が大きくなり大豆粕7月限は380ドルを割り込んだ。大豆粕7月限の終値 は前日比4.70ドル安378.50ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは、散発的な降雨は五大湖周辺地域に集中。 ・米コーンベルトでは五大湖周辺地域以外では農作業が進行。 ・今週半ば以降、米中西部では再び荒天に。 MINKABU PRESS
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