プラチナ午前=プラチナは続伸、NY安も円高一服が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円高一服を受けて地合いを引き締めた。パラジウム
の商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが3円安〜25円高、プラチナミニが
47.0円安〜16.0円高、プラチナスポットが38円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが8608枚、プラチナミニが623枚、
プラチナスポットが8424枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安で下げ一服】
 プラチナはドル安を受けて下げ一服となったが、米金融当局者のタカ派発言が上値を
抑える要因である。市場で米連邦準備理事会(FRB)の年2回の利下げが見込まれて
いるが、米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、インフレ率を米連邦準備理事会(FR
B)の目標である2%に戻すには米経済活動の減速が必要とした。
 プラチナ先限は4884円まで上昇した。円高一服やドル建て現物相場の堅調が支援
要因になった。円相場は1ドル=155円台前半で円高が一服した。日銀会合の主な意
見で、利上げペースの速まりを意識したタカ派的な意見が政
策委員から相次いだ。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の975.32ドルから、金堅調につれ
高となった。
 午前11時現在、プラチナは978.30ドル、パラジウムが953.81ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが976.22ドル、パラジウムが971.50
ドル。
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