[今夜の視点]シカゴ大豆=週間輸出成約高にも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は上伸。7月限は1230セント台前半まで戻した。前日の当
欄で、7日に高値更新も日足が十字線を付けて天井を示唆していると記したが、現状そ
のような展開となっている。アジアの時間帯は自律修正で戻しているが、10日に米農
務省(USDA)の月例需給報告を控えており、7月限が1250セント台に乗せるよ
うな戻りは今夜は難しそうだ。
 今夜は週間輸出成約高にも注目したい。

 前日のシカゴ大豆は期近から急落。前日の高値を抜け切れなかったことで、10日の
USDAの月例需給報告を控えて一転して手じまい売りが先行した。穀物や大豆粕安も
圧迫要因。

 7月限は7日に乗せた1250セント台に乗せることなく、安値は1225.50セ
ントまであった。引けもほとんど戻さず1227.75セントと、1230セント台を
割り込んだままだった。

<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【休日】 キリスト昇天祭
◆ イギリス ◆
【経済】 20:00 政策金利公表(BOE)
【経済】 20:00 金融政策委員会議事録 5月8日分(BOE)
【経済】 金融政策報告(BOE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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