[今日の視点]とうもろこし=期先はシカゴ続伸と円安から買い優勢か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、13日のシカゴ小幅続伸、1ドル=156円台前半の円安から買い
優勢で推移か。とうもろこし夜間取引は、期先2本が買い優勢となり、280〜840
円高。先限は前日の日中取引で出来ずだったが、夜間取引で4万2000円の抵抗線超
えとなり、280円高の4万2160円で高値引け。出来高が1枚しかなく、評価は難
しいが、テクニカルは強気。
 とうもろこし市場は市場参加者が少なく、流動性が低下し、新規売買が難しい状態。
日中取引も閑散商いで玉の出方次第の展開。参考値程度にとどめたいが、シカゴ期近7
月限と円相場からの換算値は420円高。

 13日のシカゴコーンは総じて小幅続伸。小麦高に支援され、買い優勢。期近7月限
は、475.50セントまで上昇。上げ幅を縮小したが、2.00セント高の471.
75セントで堅調に引けた。引け後に米農務省(USDA)から発表された12日現在
の作柄進捗率は49%にとどまり、平年の54%を4ポイント下回っている。作付け遅
延は買い口実されそうだ。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は4万2150〜4万2200円。本日の日
中取引の予想レンジは4万2000〜4万2400円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 企業物価指数 2024年4月(日本銀行)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 消費者物価指数 2024年4月確報(連邦統計庁)
【経済】18:00 景況感指数 2024年5月(ZEW)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 雇用統計 2024年4月(国立統計局)
◆ スイス ◆
【経済】15:30 生産者・輸入物価指数 2024年4月(連邦統計局)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】18:30 雇用統計 2024年1-3月期(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 生産者物価指数 2024年4月(労働省)
【工業】5/15 05:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 卸売売上高 2024年3月(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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