−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/07 1,215.00 1,232.25 1,209.50 1,214.25 - 0.25 2024/08 1,218.75 1,235.00 1,213.00 1,216.75 - 1.50 2024/09 1,206.75 1,220.50 1,200.00 1,203.50 - 2.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 224,300 未入電 未入電 ( 未入電 ) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(5月21日−5月25日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は揃って小幅続落。終値の前営業日比は4.50〜0.25セント安。中心限月 の7月限は0.25セント安の1214.25セント。 引き続き米産地での順調な作付けが重石となった。コーン、小麦の軟調な足取りも売 りを呼ぶ要因となった。4月の米消費者物価指数(CPI)を受けたドル売りの動きに 反応し大きく値を伸ばす場面も見られたが一時的な動きにとどまった。 7月限は1215セントで取引を開始した後のアジアの時間帯は1210セント台後 半での高下にとどまったが欧州の時間帯には1220セント台に浮上。コーンの堅調に 追随し1232.25セントの高値まで浮上する動きも見られたが、騰勢は続かず再び 1220セント台前半まで値を落とした。しばらくこの水準でもちあったが終盤に崩れ て1209.50セントの安値まで軟化。安値からの戻りも限られプラスサイドへの回 復に至らずに引けを迎えた。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではイリノイ州では作付再開に向けた動きが広がっているが、それ以外 の地域では雨が降り続くなか農作業のペースは遅延した状態が続いている。 プレーンズ南部では現在低気圧が移動中だが、今後数日は豪雨および鉄砲水が発生す るリスクが高い。プレーンズ南東部およびメキシコ湾岸西部からアパラチア山脈にかけ ての地域では今後3日間の雨量は25ミリを上回ると予想される。また中西部でも降雨 が続き、コーンと大豆の作付ペースは停滞したままになるもよう。 6日間予報については5月20〜24日にかけてプレーンズ中部および北部、中西部 を中心に降雨になるだろう。一方の気温はコーンベルト中部および東部では平年を上回 る見通し。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州では降雨、雹が発生する見込み。一方の北部ではレッ ド・リバー・バレー地域で集中的な降雨となる見通し。 南部ではミシシッピーバレーから大西洋沿岸南部にかけて暖かな中、晴天が広がるだ ろう。これにより夏穀物などの生育が促されるだろう。一方寒冷前線に伴う低気圧の影 響で、フロリダ州では竜巻が発生する恐れがある。 大豆製品は、大豆粕は大豆の軟調に追随したが、大豆油は堅調なNY原油を受けて買 い優勢となった。大豆粕7月限の終値は前日比1.20ドル安372.10ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは、イリノイ州では作付再開に向けた動きが広がっているが、 それ以外の地域では雨が降り続くなか農作業のペースは遅延 ・中西部では今後数日は降雨が続き、コーンと大豆の作付ペースは停滞へ。 ・5月20〜24日にかけてプレーンズ中部および北部、中西部を中心に降雨。 MINKABU PRESS
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