ゴム午前=まちまち、上海ゴムが上げ幅縮小で一部限月がマイナスサイドに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、まちまち。序盤は、上海夜間高や1ドル=156円台前半の円安
を好感し、買いが優勢となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが上げ幅を
縮小したこと売りが先行し、一部限月はマイナスサイドに振れている。TSR20は出
来ず。

 午前11時30分現在のRSS3号は前営業日比2.9円安〜1.2円高。活発限月
の10月限は同1.0円安の327.9円、期先4月限は出来ず、推定出来高は523
枚(前日夜間取引含む)。

【10月限は連日の330円台乗せ】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海夜間高や円安などを好感し、序盤は買いが
先行した。活発限月の10月限は、一時332.4円まで上昇し、17日から3営業日
連続で330円台に乗せた。ただ、同水準では、戻り売りを浴びたうえ、日中取引の上
海ゴムが売りが先行していることから、328円付近に押し戻されている。
 今日も終値ベースで330円台に乗せることに失敗するようなら、同水準の戻り売り
圧力の強さが意識されそうだ。また、4月8日の高値334.2円の手前で切り返され
ることなり、目先、直近の上昇に対する調整安となる可能性がありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が6月限と7月限が約定し、1.0セント高と0.
5セント安。TSR20は買いが優勢となり、同0.6〜1.5セント高で推移してい
る。

 上海ゴムは総じて堅調、ただし、上げ幅は縮小。午前11時00分現在、指標限月の
2024年9月限は、前営業日比5元高の1万4780元で推移している。

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