ゴム午前=上昇、ただし上海ゴムの伸び悩みから上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、上昇。寄り付きは、上海夜間高を受けて、買いが先行する展開と
なった。ただ、買い一巡後は、上値の重いとなった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴ
ムが伸び悩んでいることから、上げ幅を縮小する限月が目立っている。TSR20は出
来ず。
 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比0.5〜4.0円高。活発限月の
10月限は同0.5円高の326.7円、期先4月限は出来ず、推定出来高は595枚
(前日夜間取引含む)。

【10月限は330円超では戻り売りを浴びる】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上昇となっている。ただ、活発限月の10月限
は、寄り付き直後に332.2円まで上昇したが、17日以降と同様に330円超では
戻り売りを浴び、326円台まで押し戻されている。
 10月限は、17日から21日まで3営業日連続でザラ場では330円台の乗せるも
のの、終値ベースでは同水準を維持できなかった。今日もいまのところは同様の展開と
なっている。4月8日の急伸場面でも、334.2円まで上昇したが、終値で324.
9円まで軟化すると、その後、下降トレンドに入り、一時300円を割り込んだ。目
先、330円を終値ベースで上抜けることがか重要になってきそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は買いが先行し、同0.8〜
1.5セント高で推移している。

 上海ゴムは小動き。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業
日比90元高の1万4900元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。