前週は上値の重い展開になった。米長期金利上昇、ドル高を受けて、非鉄金属相場な どと同様に原油相場も上値の重い展開になった。米連邦準備制度理事会(FRB)の早 期利下げ期待後退が、素直に嫌気される展開になった。原油需給に関しては目新しい材 料がなく、専ら金融市場環境の変化から調整売りが誘われている。米原油在庫が予想外 の増加になったこともネガティブ材料視された。 今週は下値を固める展開になろう。全体的に新規売買材料が乏しいが、米金利・ドル の値動きが鈍化するのであれば、値頃感が強い。特にメモリアルデーの連休明け後はド ライブシーズンに突入するため、需要サイドからの需給引き締まりが意識されやすくな る。米原油在庫の取り崩しが確認されると、買い安心感が強まろう。ただし、週末6月 2日に石油輸出国機構(OPEC)プラス会合が予定されているため、事前の各国の動 向には注意が必要。 予想レンジは75.50〜80.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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