NY原油市況=反落、金利据え置き長期化による米景気悪化リスクで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/07     80.26       80.62       79.00       79.23        - 0.60
  2024/08     79.78       80.11       78.57       78.80        - 0.55
  2024/09     79.23       79.55       78.11       78.34        - 0.49
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              722,874             1,826,663    ( + 9,592)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/06     243.70    - 2.80
                            2024/07     245.59    - 2.74
         改質ガソリン       2024/06     246.44    - 4.46
                            2024/07     245.99    - 4.19
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
0.60〜0.55ドル安。その他の限月は0.49〜0.29ドル安。
 米経済の下振れリスクが重しとなった。年内の米利下げ開始は不透明で、高水準での
政策金利据え置きが続くことによる景気圧迫が警戒されている。一部の米金融当局者が
追加利上げを示唆していることも上値を抑える要因。
 主要な米株価指数が下落したことも売り手がかり。S&P500やナスダック総合指
数は高値圏で踏みとどまっているが、ダウ平均は率先して下げている。高水準の金利負
担を株高による資産効果が軽減し米経済を支える要因となっているものの、株安が鮮明
になることによる消費下振れが警戒された。
 米国の需給タイト化が期待されていることは下支え要因。季節的にガソリン需要が上
向く兆候があり、夏場に向けて原油在庫の取り崩しが強まっていく見通し。米原油在庫
の市場予想は前週比200万バレル減。
 時間外取引で7月限は堅調。一時80.62ドルまで上昇し、5月1日以来の高値を
更新。ただ、通常取引開始に向けて売りが強まるとマイナス転換し、引けにかけては
79.00ドルまで下落した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油安に連動した。
今日の材料
・フーシ派、地中海を航行するイスラエル行きの船舶を攻撃=報道
・平和維持活動のためガザに派兵する準備ができている=コロンビア大統領
・米原油在庫の市場予想は前週比200万バレル減
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比649万バレル減
・ガソリン在庫は同45万2000バレル減
・留出油在庫は同204万5000バレル増
・クッシング原油在庫は同170万6000バレル減
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