−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/07 1,229.00 1,231.25 1,212.50 1,214.00 -15.50 2024/08 1,228.00 1,230.50 1,212.75 1,213.75 -15.25 2024/09 1,212.00 1,213.25 1,196.25 1,197.00 -15.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 227,712 241,144 803,411 (- 3,211) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月4日−6月8日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から続落。終値の前日比は15.50〜5.25セント安。中心限月の7 月限は前日比15.50セント安の1214セント。 前日の日中取引終了後に発表された米農務省(USDA)作柄報告で米国の作付およ び発芽が順調に進行している様子が確認出来たことが弱材料となった。また、アルゼン チンでの収穫が順調に進行しているうえ、同国のストによる供給不安が後退しているこ とも重石になった。 7月限は1229セントで小高く取引を開始した直後に1231セントの高値まで値 を伸ばした後に軟化。1221セントに近づいたところで買い戻されて1229セント まで値を戻したが、シカゴの時間帯を迎えた後は引けにかけて下値を探る足取りを展 開。引け間際に1212.50セントの安値を付けた後、安値に近い水準で引けを迎え た。この日の下落で今月20日から28日にかけて形成していたボックス圏を下抜いた 形となった。次は1210セントを維持できるかが下値支持線となり、これを下抜くと 今月14日に付けた1203.50セントが下値目標になってくる。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、五大湖周辺地域南部のみで降雨が発生。その他の地域では気温が 低下しながらも降雨の発生は無く、作付に適した天気が広がっている。ただ一部地域で は土壌水分が依然として過剰な地域がある。 米中部では29日時点では穏やかな天気が広がっているが、29日午後からは北部 及びハイプレーン中部で激しい雷雨となる見込み。またハイプレーンズでは今週後半に 再び荒天になるだろう。今後5日間の雨量はプレーンズ東部からミシシッピーバレーの 一部地域にかけての地域で50〜225ミリに達する見込み。6日間天気予報について は6月3〜7日には気温は全国的に平年を上回るだろう。一方の雨量は中西部南部など で平年を上回るが、プレーンズやコーンベルト西部の一部では平年を下回るだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではモンタナ州に寒冷前線が到来。一方、ハイプレーンズ南部では雷雨が 発生。これらの地域の穀物の生育は概ね平年を上回るペースを維持。 南部ではフロリダ南部で乾燥、メキシコ湾岸西部で降雨となる以外の地域では暖かな なか降雨の発生は無く農作業および穀物の作付が順調に進行。 大豆製品は、大豆粕は豆の軟調な足取りに追随。一方の大豆油は大豆粕とのストラド ルに絡んだと見られる買いが入り小高く終了。大豆粕期近7月限は前日比7.5ドル安 369.1ドルで終了。 今日の材料 ・米コーンベルトでは五大湖周辺地域南部のみで降雨が発生。 ・米コーンベルトでは多くの地域で順調に作付及び穀物の生育が進行。 ・今後5日間の雨量はプレーンズ東部からミシシッピーバレーの一部地域にかけての 地域で50〜225ミリに達する見込み。 ・6月3〜7日の雨量は中西部南部などで平年を上回るが、プレーンズやコーン ベルト西部の一部では平年を下回る。 MINKABU PRESS
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