NY原油市況=続落、OPECプラスの増産見通しや米景気悪化懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/07     74.02       74.13       72.48       73.25        - 0.97
  2024/08     73.89       73.99       72.44       73.06        - 1.03
  2024/09     73.61       73.73       72.23       72.75        - 1.09
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,140,332             1,817,028    ( + 24,404)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/07     228.59    - 1.03
                            2024/08     230.54    - 1.64
         改質ガソリン       2024/07     234.95    + 1.39
                            2024/08     232.56    + 0.27
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
1.03〜0.97ドル安。その他の限月は1.09〜1.32ドル安。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスの増産見通しや、米景気悪化懸念が相場を引き続
き圧迫した。今週の米ISM製造業景気指数に続き、米JOLTS求人件数が弱かった
一方、米インフレ率が再び上振れする兆候があるため米利下げ開始の条件は依然として
整っておらず、高水準の金利負担が重くのしかかるなかで米経済の不透明感が拡大して
いる。4月の米JOLTS求人件数は805万9000件まで減少し、2021年2月
以来の低水準だった。
 米国の需要が強まる時期に入っていることは下支え要因。先週の米メモリアル・デー
から米国はドライブシーズン入りしている。この時期は毎年のようにガソリン需要が上
振れする。
 パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍が軍事行動を継続するなか、イスラエルとレバ
ノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの交戦が拡大していることはリスク要因。全
面戦争への拡大が警戒されている。
 時間外取引から7月限は下落。一時72.48ドルまで下落し、中心限月として2月
以来の安値を更新。ただ、その後は売りが一巡し、通常取引が始まると下げ幅を縮小し
た。
 改質ガソリンの期近2限月は反発、ヒーティングオイルの期近は続落。需要期に入っ
ていることがガソリン相場を支えた。
今日の材料
・トルコ、BRICSへの加盟を検討
・米原油在庫の市場予想は前週比200万バレル減
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比405万2000バレル増
・ガソリン在庫は同402万6000バレル増
・留出油在庫は同197万5000バレル増
・クッシング原油在庫は同98万3000バレル増
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