−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/07 1,188.25 1,193.00 1,177.00 1,178.00 -10.25 2024/09 1,157.75 1,161.75 1,147.25 1,148.25 -10.00 2024/11 1,158.00 1,163.00 1,150.25 1,151.50 - 7.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 369,987 273,240 825,884 (- 9,548) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月17日−6月21日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は揃って下落。終値の前日比は11.00〜3.75セント安。中心限月の7月 限は前日比10.25セント安の1178セント。 前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で順調な生育と良好な作柄が確認された ことが弱材料となった。前日に買い戻された後で手仕舞い急ぎと見られる売りが活発化 したことで下げ幅が大きくなった。 7月限は1188.25セントで取引を開始。その後、すぐに1193セントの高値 に浮上しながらも軟化に転じ、欧州の時間帯終盤までジリ安となって1183セントま で値を落とした。シカゴの時間帯には買戻しが入って1190セント台に到達し高値に 迫る動きも見せたが終盤には崩れて1177セントの安値まで下落。安値からの戻りも 限られ、安値に近い水準で取引を終えた。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは中西部の北部で小雨となっているが、それ以外の地域では気温が低 下するなか降雨は発生していない。概ね降雨のない状況は現在の冬穀物の成熟や穀物の 作付に適した状態となっている。 今週はハイプレーンズ北部および北西部以外では気温が上昇し高温が続く見通し。中 西部では最高気温が38℃前後に達する時期が週末のうちに到来するだろう。同様に、 プレーンズ中部および南部でも気温が上昇する見通しで、これは冬小麦の成熟や収穫に 適する一方、夏穀物にはストレスを与える可能性がある。また、プレーンズ中部から 中西部北部にかけての地域では25〜75ミリの降雨が発生する見込み。6日間予報に 関しては、6月16〜20日にかけて気温は平年並〜平年を上回る見通しだが、特に コーンベルト東部では気温が平年を上回る可能性が最も高い。一方米東部の多くの地域 では雨量が平年以下〜平年並となる見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州とテキサス州で雷雨が発生。その他の地域では降雨の発 生がない穏やかな天気となり、冬小麦の成熟や収穫を含んだ穀物の生育や農作業が進行 している。 南部ではフロリダ州南部が夏の雨期入りとなるが、フロリダ州は5月が記録的な猛暑 となり広い範囲で干ばつが発生。その他の地域では降雨の発生は無く農作業や穀物の生 育に適した天気が広がっている。 大豆製品は、大豆粕は大豆の軟調な足取りに追随。前日に大きく上昇した反動から大 きな下げ幅を記録。一方の大豆油は原油高に支えられて小高く推移。大豆粕期近7月限 は前日比8.7ドル安の359.3ドルで終了。 今日の材料 ・米コーンベルトでは中西部の北部で小雨となっているが、それ以外の地域では気温 が低下するなか降雨は発生せず。 ・米中西部では最高気温が38℃前後に達する時期が週末のうちに到来する見込み。 ・今週、プレーンズ中部から中西部北部にかけての地域では25〜75ミリの降雨が 発生する見込み。 ・6月16〜20日にかけてコーンベルト東部では気温が平年を上回る可能性が高い。 MINKABU PRESS
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