プラチナ午前=プラチナは小幅続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが小幅続落。プラチナはニューヨーク安を
受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調が圧迫要因になった
が、押し目は買われた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが65円安〜2円高、プラチナミニが
31.0〜2.5円安、プラチナスポットが39円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが6580枚、プラチナミニが606枚、
プラチナスポットが2379枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高で戻りを売られる】
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据
え置きが見込まれている。ただ上海プラチナの出来高が増加し、中国勢の安値拾いの買
いが入った。ドル高が続くと、プラチナの上値を抑える要因になるが、安値拾いの買い
が続くと、下げ止まる可能性が出てくる。
 プラチナ先限は夜間取引で5月9日以来の安値4818円を付けた。ニューヨーク安
が圧迫要因になった。円相場は1ドル=157円台前半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の957.40ドルから、金軟調に
つれ安となったが、押し目は買われた。
 午前11時現在、プラチナは959.30ドル、パラジウムが893.91ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが960.62ドル、パラジウムが896.23
ドル。
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