プラチナ午前=プラチナは反発、現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはドル建て現物相場の上
昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、金の下げ一服や円安を受けて堅調となっ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが17円安〜50円高、プラチナミニ
が35.5円安〜50.5円高、プラチナスポットが90円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5474枚、プラチナミニが545枚、
プラチナスポットが1174枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナは米生産者物価指数(PPI)の低下や米新規失業保険申請件数の増加が下
支えになったが、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。米連邦公開市場委員会(F
OMC)でタカ派姿勢が示されたことがドル高要因となった。12月利下げの可能性が
示された。
 プラチナ先限は日中取引で4850円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安
が支援要因になった。円相場は1ドル=157円台前半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の949.70ドルから、金堅調につれ
安となった。
 午前11時現在、プラチナは955.45ドル、パラジウムが893.82ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが948.32ドル、パラジウムが895.14
ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。