●週間見通し金、下値を固める展開に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は2300ドル台前半で売買が交錯する展開になった。5月米消費者物価指数、
米連邦公開市場委員会(FOMC)と二つの大きなイベントを消化したが、結果的には
方向性を打ち出せていない。5月消費者物価指数がディスインフレ傾向を示したことは
ポジティブ、FOMCで当局者の年内利下げ見通しが従来の3回から1回に修正された
ことはネガティブ。結果的に明確な方向性を打ち出せていない。
 今週は下値を固めつつ、反発を探る展開になろう。米金融政策環境の評価は揺れ動い
ているが、ディスインフレの進展と労働市場の減速は間違いなく、利下げに向かってい
る。米長短金利は明確にピークアウトしている。今週は5月米小売売上高などがイベン
トリスクになるが、米金融政策要因では崩れない。一方、現物市場からのサポートは維
持されており、2300ドルを下値サポートラインとして確認しつつ、2300ドル台
後半を打診しよう。欧州政治リスクの増幅がみられると、投機買いが膨らみやすくな
る。
 予想レンジは2300〜2400ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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