前週は350円台からの買いが続かず、330円台前半まで下落する展開になった。 上海ゴム相場は乱高下する不安定な地合いになったが、徐々に上値の重さが意識されて いる。産地相場の値下がりが促されていることで、徐々に地合が悪化している。産地で は天候リスクの軽減が進んでおり、産地相場安が消費地相場の上値も圧迫している。原 油相場は底固く推移したが、ゴム相場に対する影響は限定された。 今週は戻り売り優勢の展開になろう。産地天候リスクの軽減が進むと、産地主導の軟 調地合が続く。エルニーニョ現象は終息し、天候リスク軽減で供給圧力が強まりやす い。産地相場はこれまでの急伸地合の反動安局面になり、その動きと連動して消費地相 場も値下がりしよう。17日の中国5月経済指標などがイベントリスクになるが、需要 サイドの動向よりも供給不安の有無が重視される見通し。 予想レンジは320〜340円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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