プラチナ市況=プラチナは反落、円高や金の上げ一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/06          2025/04    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,696    -30    11,740   -36  : 2,318.46    +7.70
銀          149.0    0.0     147.5   0.0  : 2,909.00    +4.00
プラチナ     4,849     -9     4,826   -49  :   952.05    -5.11
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   888.32    -0.68
======================================
      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    157.26   -0.97  ユーロ・ドル相場   1.0694  -0.0035
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナは円高を受けて売り優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて押し目を買われたが、金の上
げ一服に上値を抑えられた。午後に入ると、金の上値の重さを受けて軟調となった。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが52〜3円安、プラチナスポットが11円
高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが8063枚、プラチナミニが1034枚、プラチナスポッ
トが3038枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金軟調で戻りを売られる】
 プラチナ先限は4887円まで上昇したのち、上げ一服となり、4824円まで下落
した。ドル建て現物相場の上昇が支援要因になったが、金軟調を受けて戻りを売られ
た。円相場は1ドル=157円台前半の円高に振れた。
 プラチナは金軟調につれ安となった。金は週明けは米連邦公開市場委員会(FOM
C)でのタカ派姿勢を受けて戻りを売られた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げは
12月とみられている。今週は5月の米小売売上高の発表がある。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の956.26ドルから、押し目を買わ
れたが、金軟調を受けて963ドル台で戻りを売られた。午後に入ると、952ドル台
まで下落した。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。