[本日の見通し]ゴム=やや売り優勢、上海ゴムに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、やや売り優勢となりそうだ。寄り付きは、上海夜間が小幅
安となったものの、株高や直近の下落に対する調整の動きから夜間取引の下げ幅を縮小
させる展開となった。その後は小動きとなっている。
 今日のJPXゴムRSS3号は、売りがやや優勢で推移するとみる。寄り付きでは、
下げ幅を縮小したものの、あくまで薄商いの中、夜間取引の下げ幅が大きくなったこと
に対する調整であり、押し目を積極的に拾うような動きではない。
 活発限月の11月限は、チャート的には、17日に4日の安値328.2円を割り込
んだことで、ネックライン割れとなり、5月30日の高値353.4円と6月10日の
高値360.9円でダブルトップが形成された。18日の夜間取引で324.2円まで
下落し、節目の325円を割り込んでおり、目先、節目の320円を目指す可能性があ
る。

 上海ゴムも売りが先行している。17日には1万4865元まで下落し、節目の1万
5000元を下抜き、4日の安値1万4850元に接近した。前日は1万4885元で
切り返された。現状、4日の安値1万4850元が支持として意識されている。同水準
を割り込むと、節目の1万4500元を目指すとみる。

 午前9時48分時点の円相場は1ドル=157.87円付近で推移している。

 午前9時48時点のゴムRSS3号活発限月の11月限は同変わらずの328.1
円。今日の日中、予想される9月限のレンジ323.0〜332.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号11月限の予想レンジは315.0〜345.0円。
テクニカルからの下値支持線は320.0円(節目)、上値抵抗線は330.0円(節
目)。

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