プラチナ午前=プラチナはまちまち、現物の上げ一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。プラチナはニューヨーク高と
円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、金堅調につれ高となったが、買い一巡後
は上げ一服となり、期先3本が小幅安となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが13円安〜16円高、プラチナミニ
が12.0円安〜62.0円高、プラチナスポットが97円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが9599枚、プラチナミニが1081
枚、プラチナスポットが2617枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは予想以下の米住宅着工件数などや金堅調が支援】
 プラチナは欧州時間に戻りを売られたが、予想以下の米住宅着工件数などや金堅調を
受けて押し目を買われた。ただ米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、金融当局はイ
ンフレ率を目標の2%へと引き下げるとしつつ、それには1、2年かかる可能性が高い
との見解を示した。
 プラチナ先限は10日以来の高値5054円を付けた。ニューヨーク高と円安が支援
要因になった。円相場は1ドル=159円台前半まで円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の983.10ドルから、985ド
ル台まで上昇したのち、買いが一巡し、上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは981.50ドル、パラジウムが928.60ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが984.95ドル、パラジウムが912.24
ドル。
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