前週は買い優勢の展開になった。需給引き締まり観測を背景に80ドル台回復から一 段高になった。石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産体制が続く一方、季節的な需 要拡大期待が強いことで、需給の引き締まりから在庫の取り崩しが進むとの見方が織り 込まれている。足元の在庫にタイト感は認められないは認められないものの、今後の在 庫減少が先取りされている。中東情勢の不安定化も下値をサポートした。 今週も押し目買い優勢の展開が続きやすい。マクロな需給ひっ迫見通しを背景とした 値上がり環境であり、簡単に値を崩す環境にはない。世界経済の減速懸念が急激に高ま るようなことがなければ、このまま80〜85ドルのレンジで底固く推移しよう。特に 在庫が前週に続いて取り崩されると、買い安心感が強まろう。また、中東での戦闘が激 化している。直ちに原油相場の急伸は求められないが、下値サポートは強化されやすく なっている。 予想レンジは78.50〜84.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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