原油相場は需給ひっ迫見通しを背景に値位置を切り上げてきたが、柱頭情勢にも注意 が必要な情勢になっている。4月下旬以降は地政学リスクが殆ど材料視されない地合に 移行していたが、改めて中東リスクの下値サポートも指摘され始めている。イスラエル はガザ地区南部ラファに戦車部隊を投入するなど、攻勢を更に強めている。虐殺との批 判も強まる中、ヒズボラはイスラエルに対して攻撃を行う可能性を警告している。ヒズ ボラとイスラエルが本格的な軍事衝突を引き起こしても原油需給に対する影響は軽微だ が、ヒズボラに対してはイランが支援を強化していることに注意が求められる。改めて イランが軍事紛争に巻き込まれる事態になると、4月の急伸地合が再現されるリスクは ある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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