プラチナ午前=プラチナは反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円安やドル建て現物相場の堅調が下支えになった。
パラジウムの商いは成立しなかった。
 新甫2025年6月限はプラチナが5066円、プラチナミニが5099.5円でそ
れぞれ発会した。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが61〜48円安、プラチナミニが
76.0〜56.5円安、プラチナスポットが29円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが9064枚、プラチナミニが654枚、
プラチナスポットが1885枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。予想以上の米消費者信頼感指数や米
住宅価格指数の上昇、米金融当局者の発言を受けてドル高に振れた。プラチナETF
(上場投信)から投資資金が流出したことも下げ要因である。
 プラチナ4月限は夜間取引で5047円まで下落したのち、下げ一服となった。ニュ
ーヨーク安が圧迫要因になった。円相場は1ドル=159円台後半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の983.40ドルから、ドル高一服を
受けて堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは986.64ドル、パラジウムが940.79ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが999.50ドル、パラジウムが984.63
ドル。
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