主要商品の動きと午後の見通し(とうもろこし)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 とうもろこしは、夜間取引で先限が390円安。出来高は5枚。日中取引は全限月が
出来ず。シカゴ夜間取引で新穀の期近12月限が小反発、円相場が1ドル=161円台
半ばで安もちあいで推移しているが、反応薄。
 午前10時43分現在、前営業日比は390円安。
 先限は390円安の3万9410円。
 推定出来高は5枚(夜間取引を含む)。
【先限は4万円割れで期先5月限に一段とサヤ寄せの可能性】
 とうもろこしは、先限のみの約定。先限は6月7日以来の安値をつけた。1日のシカ
ゴ市場の引け後に米農務省(USDA)から発表された6月30日時点の作柄報告によ
ると、良以上は67%となり、前週の69%から2%の悪化。作柄悪化から2日のシカ
ゴ夜間取引は新穀12月限が買い優勢。

 とうもろこし市場は流動性が低下し、一般投資家は参加しにくい環境。一段の円安の
進行の支援材料があるが、日中取引の商い成立はない。先限はこの後、下値切り上げの
可能性も戻り鈍く推移か。
 最も取組高の多い期近11月限の商い成立があるかに注目。
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