[今日の視点]とうもろこし=先限はシカゴ安受け売り優勢か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、3日のシカゴ安から売り優勢で推移予想。夜間取引は先限が軟調と
なり330円安となったが総出来高は7枚のみ。日中取引も閑散商いで玉の出方次第だ
が、先限は3万9000円割れとなりチャート面も売り方有利となっている。シカゴ期
近12月限、円相場161.60円からの換算値は125円安。夜間終了時点からは下
げ幅を縮小し、250円程度の下落を予想。
 先限は日中取引で下げ幅を拡大し、6月6日以来の安値3万8500円を試す下落と
なった後に下げ幅を縮小。とうもろこしの日中取引はシカゴが独立記念日の休場を控え
ているため模様眺めムードが強まる可能性がある。ただ、小口の商いが続いているだけ
に手合い次第で大きく高下する可能性も考慮しておきたい。3万8500円割れとなっ
た場合の下値のメドは3月19日の安値3万8100円。
 3日のシカゴコーンは当限以外が下落。米産地のコーンはシルキング期を迎えている
が、生育に理想的な天気が広がっていることが弱材料となっている。日増しに豊作見通
しが強まっているだけに弱材料に反応しやすい状況が続くと見られる。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万8600〜3万8800円。本日の日
中取引の予想レンジは3万8500〜3万9000円。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】10:30 貿易収支 2024年5月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 6月23日-6月29日(財務省)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 製造業受注 2024年5月(経済技術省)
◆ スイス ◆
【経済】14:45 雇用統計 2024年6月(経済省)
【経済】15:30 消費者物価指数 2024年6月(連邦統計局)
◆ アメリカ ◆
【休日】--:-- 独立記念日
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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