前週のトウモロコシ相場は上値の重い展開になった。豊作環境が維持されているとの 評価から、下値模索の展開になった。需給緩和見通しの織り込みが続いており、中心限 月ベースでは年初来安値を更新している。週末に向けて安値修正の動きもみられたが、 低迷状態が続いている。大豆相場は一時1100セント台を割り込んだ後、1130セ ント水準まで切り返した。豊作見通し、需給緩和評価から売り優勢の展開が続いたが、 週後半は安値修正の動きが優勢になった。 今週は修正高局面になりやすい。急ピッチな値下がりが続いていたが、短期的な売ら れ過ぎ感から安値修正の動きが強まろう。特に産地では高温乾燥傾向が強まる見通しで あり、売りポジションの整理が進みやすい。潤沢な土壌水分が確保されているため、豊 作見通しが崩れることはない見通しだが、自律反発的な動きは想定しておく必要があ る。ただし、産地で雨がちな天候になると戻りを売られやすくなる見通し。基調は引き 続き下向きになろう。12日に米農務省(USDA)需給報告が発表されるため、イー ルド見通し修正の有無にも注目したい。 予想レンジは、トウモロコシが400〜445セント、大豆が1100〜1155セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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