前週は一時84ドル台まで値上がりする堅調地合になった。需給引き締まりに対する 信頼感が強く、押し目買い優勢の展開になった。米原油在庫の大幅な取り崩しもあり、 需給ひっ迫見通しに対する信頼感が強化された。また、中東ではイスラエルとヒズボラ の交戦が激化したこともポジティブ。ただし、週末に向けてはイスラエルとハマスの停 戦協議の動きもあり、利食い売りが上値を抑える展開になった。 今週も底固い展開が続こう。季節的な需給引き締まり観測が強く、80ドル台での取 引に過熱感は乏しい。特に前週に続いて在庫の取り崩しが確認できると、買い安心感が 強まろう。一方、中東情勢は不確実性が大きい。イスラエルとヒズボラの戦闘激化が伝 わると買われる一方、イスラレルとハマスの停戦協議が進展すると売られやすい。ただ し、いずれにしても需給ひっ迫見通しに変化は生じない以上、80〜85ドルをコアレ ンジに押し目買い優勢の地合が維持されよう。 予想レンジは81.50〜85.50ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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