[本日の見通し]石油=軟調も、「ベリル」の被害には警戒を

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2024年12月限は下落。8万1930円まで下げ幅を広
げた。
 熱帯性暴風雨「ベリル」が米テキサス州に上陸しようとしている。上陸前にはハリケ
ーンへ強まる見通し。米テキサス州のガルベストンやコーパスクリスティは直撃を回避
する見通しだが、米国の石油生産の中心地は暴風域に入ることから相応の被害を想定し
ておくべきである。ハリケーンとなってもカテゴリー1までと想定されており、強く警
戒することはないかもしれないが、油断は禁物だろう。
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.07ドル安の83.09ドルで推
移。本日これまでのレンジは82.82〜83.32ドルで推移。
 原油12月限の予想レンジは8万1500円から8万2500円、ガソリン先限は
8万2500円から8万3500円、灯油先限は8万1000円から8万2000円。
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