6月雇用統計を受けて、金相場は急伸した。非農業部門就業者数は前月比20.6万 人増とサプライズ感が乏しかったが、4月と5月分は合計で11.1万人下方修正され ている。6月には5月雇用統計を受けて金相場は2300ドル割れ目前まで急落してい たが、それが誤った数値に基づく値動きだったことになる。ちょうど、5月雇用統計発 表前の価格水準を回復したことは、シンボリックだろう。失業率も4.0%から4.1 %まで上昇し、労働需給の緩みを強く認識させる数値になっている。著しい悪化とまで は言えないが、少なくとも労働市場のトレンドが悪化方向にあることは間違いないだろ う。ディスインフレの進展による利下げ判断を阻害するような数値にはなっていない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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